雨の蒸機列車


汽車もお客さんも雨の中…

9月29日・30日のゆめ牧場は雨が降っていました。しかし蒸機列車は運行します。
雨は、蒸気機関車にも、そしてお客さんの乗る車両にもしとしとと降り続きます。
この日担当した3号機には屋根がついています。しかし、窓にはガラスはなく、キャブの後ろは遮るものがありませんから、雨は吹き込み乗務員を濡らします。
お客さんの乗る車両のうち、フラットカーには屋根がありませんし、立山人車には屋根がありますが、両サイドはやはり遮るものがなく、雨が吹き込んできます。


後部は吹きさらしの3号機

しかし、いつもであればすぐに消えてしまう蒸気も、雨の日だからこそ白く輝き、機関車を、そして列車を包み込みます。
雨の日でなければ見られないまきば線の情景をご覧いただけたのではないでしょうか。


白い蒸気が列車を包む

おまけ
乗務終了後、雨に濡れた背中を薪ストーブで乾かす乗務員


ストーブの熱で背中から湯気が…

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